Neurogeneralist

神経内科と一般内科の融合を目標に日々の学びを綴ります。記事の内容に誤りなどがありましたら是非ご指摘ください。また、当ブログの内容は個人のメモとしての要素が強いため、実臨床への反映は個人で吟味の上でお願いします。

Neurogeneralistとは?

"Neurogeneralist","Neuro-generalist"とは筆者の造語です。
この記事を書いている時点では、Googleで"Neurogeneralist"と検索しても1件しかヒットしませんでした。

 

では、"Neurogeneralist"とは何でしょう?
これは、神経内科としての知識と一般内科の知識を上手く融合させることで、今よりも少しでも高い水準の診療を提供できるようになりたいという、筆者の目標像と言い換えていただければわかりやすいと思います。

 

"general neurology"という言葉も最近よく耳にします。
これは、明確な定義が決まっているわけではなさそうですが、
一般内科でも遭遇しうるcommonな主訴に含まれる神経疾患を診るとか、
日常診療で遭遇頻度の高い神経疾患を万遍なく押さえるとか、
神経内科領域の一般的な知識に広く精通する、などを指すようです。
つまり、神経内科領域内におけるgeneralistの意味合いが強いのかと筆者は考えています。

 

ですので、"general neurology"と同じようなものではないかと言われればそうなのですが、"Neurogeneralist"には「神経内科の知識を一般内科診療に上手く落とし込む」というのが目標でもありますので、どちらかというと一般内科がベースであると思っていただければ幸いです。

 

MGH(Massachusetts General Hospital) のホームページでは、
General Neurologist

≒Specialists with a Generalist View

のように紹介されています。

 

それと対比すると、
Neurogeneralist

≒Generalists with a Specialist View
というイメージでしょうか。

 

と言うことで、一般内科と神経内科の融合を目指して日々の臨床・研究に打ち込んで行きたいと考えています。よろしくお願いいたします。

 

 

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